Author Archives: kanda-seisakusyo

年末年始休業期間のご案内

誠に勝手ながら、弊社で下記の期間につきまして、年末年始休業とさせていただきます。

【年末年始休業期間】 2018年12月31日(金) ~ 2019年1月4日(金)まで

期間中ご不便をお掛け致しますが、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
来年も、本年同様お客様にご満足いただける製品とサービスの提供を目指し、より一層努力して参ります。
今後共、変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

Dear Customers,

We would like to inform you that our office will be closed for a year-end/new-year holiday from Friday the 31th of December 2018 to Friday the 4th of January 2019.
You will not be able to reach us during the holiday.
We will resume business as usual from Tuesday the 7th of January 2019.
We are sorry for the inconvenience this may cause you. Thank you for your understanding and cooperation.
I hope that 2019 finds you happy and successful.

Sincerely,

トピックス3月号「元気な職場から学んだ『会社を案内する』ということ。」

INDEX
  • 案内動画がもたらした「情報の棚卸し」
  • 元気な職場で働く人たちが知っていること
  • 内外へ向けた「会社を案内する意味」

①案内動画がもたらした「情報の棚卸し」

春が近づき、会社案内動画についての問い合わせが増えています。一口に案内動画といっても、会社ごとにまったく違ったアプローチや活用法があり発見の連続です。そのようななか、完成した動画をお届けした後でおもしろい感想をいただきました。
会社案内の動画を作っていく過程で「情報の棚卸し」ができたと言うものです。年度末で棚卸しシーズンではありますが、「情報の棚卸し」とはどういったことなのでしょうか?詳しく尋ねてみました。

「情報の棚卸し」とは、「日々の業務が何のためにあるのか再確認すること」でした。毎日同じチームで顔を合わせていると、業務のなかで“暗黙の了解”が増えるそうです。言葉を使わずとも意思疎通ができるのであれば効率化にもつながります。ところが“改善したほうが良いこと”まで、“暗黙の了解”として前例になってしまうとムダがそのまま残ってしまうと言います。ひとつひとつは小さなことでも、やる必要のないことがどんどん蓄積していくと大きな障害になります。放っておくと本来やるべきことのための時間も圧迫されます。

会社案内動画を作るうえで、“自分たちの目的”を突き詰めて考えられたそうです。すると日々に業務のなかで、目標を達成するために注力すべきポイントが見え、同時に無駄な動きがあぶり出されたと言います。これが「情報の棚卸し」の意味でした。

②元気な職場で働く人たちが知っていること

撮影のために様々な場所へお邪魔させていただくたびに“職場の空気”を感じます。どこの現場もそこならではの個性を持っていて、同じものはまったくありません。家族のような明るく和やかな空気のところもあれば、良い緊張感を保つプロフェッショナル集団といったところもあります。雰囲気は違えどもいつも感心させられるのは、“活気”についてです。賑やかであれ静かであれ業務に活気がある会社は、撮影するうちにその魅力へ引込まれます。

どうして活気を感じるのでしょうか。元気な職場の人たちと話すうちに、その理由に気付きました。彼らが共通して語るのは、「サービスのなかで顧客に喜んでもらっているポイント」についてです。「自分たちが提供するサービスのなかで、顧客の役に立っているところはどこなのか?」このことを知っているために、そこから逆算して「満足を得てもらうためにすべき最善の行動」を自然と選ぶようになります。それらの行動が積み重なって活気を生み出していたのです。

③内外へ向けた「会社を案内する意味」

会社案内では、「良いところを見せなければ」といった気持ちが先走りがちです。もちろん間違いではないのですが、会社案内とは自己紹介でもあります。初対面の人と出会ったとき、私たちはどのような人を気持ち良いと感じるでしょうか。立派な経歴や実績を持っている場合、たしかにそれらは“良いところ”です。ところがそのようなデータを並べ立てられると、(立派な人だ)という印象が強すぎて(これから長いあいだパートナーとして気持ち良く過ごせそうだ)と思いにくいかもしれません。
いっぽう日々の業務について“自分のやっていることの意味”や“喜んでもらっているサービス”を楽しそうに語る人は魅力的に見えます。

動画のメリットは雰囲気を伝えやすいところにあります。自分たちのやっていることが心底楽しくて仕方ない、といった雰囲気の職場はとても魅力的です。特別なことではなくても、当事者が意志を持ってやっていることならば当たり前のようにやっていることを語るだけで、その魅力は伝わります。
働いている人たちの意識を見せることは、会社を案内する価値につながるのではないでしょうか。

冒頭に紹介した「情報の棚卸し」の感想をくれたかたは、会社案内動画を対外へ向けてだけではなく、チーム内でも積極的に使っていくつもりだと言います。定期的に見返すことで“自分たちは何をしているか”を思い出し、初心に返ってモチベーションを取り戻すことができるからだそうです。自分たちへ向けて、“あるべき会社の姿”を案内しているのです。これまで聞いたことのない使い方でしたが、ビジョンを共有するツールとしては最適かもしれません。

今日のポイント
  • 会社案内を練ることで業務のムダをあぶり出す
  • 活気のある会社は、あらゆる行動の意味を知っている
  • 楽しそうに語る姿は魅力的にみえ、価値をもたらす

トピックス2月号「アピールする気恥ずかしさを乗り越える思考法!」

扱っている商品やサービスの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいーーそのような想いを抱きながらも、PRすることに抵抗を持っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
抵抗の原因を探り、自信をもってPR活動ができるようなロジックを探ってみましょう。

INDEX
  • 宣伝に抵抗がある人たち
  • 新規はいらない?PRする相手を思い浮かべる
  • アピールを繰り返すことで生まれる効果

①PRすることは恥ずかしい?

お世話になっているクライアントから「積極的に動画を使うことにためらいがある」と相談を受けました。そのかたは、「あるものは使う」が信条の人でしたから不思議です。お話しを伺うと動画の出来には満足しており、もっと見せたいと思っているそうです。ではなぜ動画を使うことにためらいがあるのでしょうか。

「周りからの目が気になる」

PRを繰り返すことによって、周囲から「また宣伝している」と思われるのが怖いのだと言います。扱っているサービスには自信があり、そのことを伝えるための動画もあります。ところが周囲の目を気にする余り、充分に活用できていないようです。

動画を制作する前の段階でも、似た事例の相談を受けることがあります。「自画自賛」、「手前味噌」だと思われないだろうか。ひいては紹介動画そのものが、「ヤラセ・仕込み」だと思われないだろうか。このようなことを恐れて、PR活動に手がつけられない人がいらっしゃいます。

②誰を相手にしたアピールなのか?

PRを繰り返すことが悪影響であるのならば、どうして大企業は繰り返し同じSMを流しているのでしょうか。その根底にあるのは、「多くの人に知ってもらいたい」という想いであるはずです。繰り返しのPRに対して、「宣伝がしつこい」と思われる怖さを持っている人は、視聴対象として知り合いや一部の客しか見えていないのではないでしょうか。

あなたの会社が対象としている客はどのような人たちでしょうか。知り合いや既存顧客だけで新規は相手にしないのでしょうか。そのようなことはないはずです。対象が大企業のターゲットと同じ、あるいはそれに準じるマーケットであれば、繰り返しのPRを怖がる必要はありません。

「まだ見ていない人がいるかもしれない」と考えてみましょう。

③繰り返すことによって生まれる効果

PRを繰り返すと、新たに情報を掴む機会を与えることになります。もし扱っている商品やサービスが人や社会に貢献するものならば、アピールを繰り返すことで助けられる人がいることを知っておくべきです。
またブランドイメージを大切にする企業ならば、繰り返しPRすることでブランドへの信用を高めることも出来ます。人は繰り返しみるものを“継続しているもの”として信頼します。PRだからといって、むやみにメリットを強調する必要はありません。やっていること、提供していることを事実としてお知らせするだけで充分な効果があるはずです。

もしアピールすることに怖さが生まれたなら、宣伝を毛嫌いする架空の人物を心に思い描いて対話してみましょう。
「ずいぶん宣伝してるね」その人物が皮肉交じりに言います。
すると、あなたは堂々と宣言しました。
「少しでも多くの人に知ってもらいたいのです」

さあ、アピールしてみましょう!

今日のポイント
  • お客さまが情報を掴む機会を作る、と考える
  • PRを繰り返すことで信頼が生まれる
  • 多くの人へ伝えたいという想いが大事

トピックス1月号「観客が思わず行動したくなる動画がかならずやっていること!」

あけましておめでとうございます。
皆様がお元気で新年をお迎えられたことを心からお慶び申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠にありがとうございました。
本年も一層のサービス向上を目指し てまいりますので、なにとぞ本年もご支援のほどお願い申し上げます。

INDEX
  • 自作の動画で陥りがちな問題
  • 使えない動画に足りないものとは?
  • 観客へ行動を促す動画を作る

①目的を見失った動画は効果がでない

ここ数年、動画をとりまく環境の進化はめざましいものがあります。お客さまのなかには自分たちでも動画を作るかたも増えられ、相談を受けることがあります。

「情報を詰め込むだけで有益な動画といえるの?」

たしかに撮影機材やアプリが進化したことによって、だれでも簡単に動画が作れるようになってきました。ところが簡単であるがゆえに、「作っているうちに、“何を作りたかったのか”を見失ってしまった」といった悩みを抱えるケースが増えています。そのようななかで完成した動画は、やはり活用しにくいものであり、「効果があるのか疑問」「既存顧客や知り合いがひととおり見たらおしまい」といった状況に陥ることもあるといいます。

②あなたの動画が物足りない理由

「何かが足りない気がする」

そのような疑問を抱えたままであると、「動画ってそんなものなの?」と誤解してしまうかもしれません。広報・広告ツールとして、動画はもっと幅広く活用できるはずですが、情報を詰め込んだだけではその魅力は生かし切れないようです。

「私たちは映像制作のプロとしてなにができるのか?」

動画制作が身近になったいまだからこそ考えていかねばならない課題として、常に自分たちへ問いかけていることです。その結果。動画には情報を伝える機能があることはもちろんですが、そこから一歩先へ踏み込んだ役割があることに気付きました。それは感動を与えることです。

③キーワードは「物語」

私たちは「物語」を新たなキーワードとしてピックアップしました。動画を通して紹介したいモノやサービスは人が動いて成り立っているものです。人が動くところには必ず物語が存在します。物語は共感と感動を呼び、感動は観客へ行動を促すことができます。これこそが動画の役割ではないでしょうか。

「なぜこの商品は生まれたのか?」
「このサービスを提供するために、どのような努力がなされているのか?」

これまで情報を詰め込んだだけの動画であったなら、上の2つの要素を足すだけでずいぶん魅力的な動画コンテンツへ変貌するはずです。

今日のポイント
  • 自作動画も幅広く活用できる
  • 情報を詰め込んだだけの動画は物足りない
  • 動画で物語を伝えることで魅力的なコンテンツへ変貌する

グッとくる動画のためのキャッチコピー 6-01(終)

6-01 キャッチコピーから出会いを広げる(終)

INDEX

  •  テーマを明確にするのがキャッチコピーの働き
  •  発信側が伝えたいことと、お客さまが知りたいことを近づける
  • 深く掘り下げて考えたキャッチコピーが増えれば可能性は広がる

①テーマを明確にするキャッチコピーの働き

シリーズでお届けした「グッとくる動画のためのキャッチコピー」も今回が最終回です。これまでキャッチコピーを作るためのさまざまな手法を紹介してきました。実際にコピーを作ってみると、これまで何気なく見ていた動画も、感心したり納得したり、はたまた自分ならこうするのにと考えてみたりと、見せ方を楽しめるようになったのではないでしょうか。

魅力のある「グッとくる動画」には明確なテーマがあり、テーマを明らかにするためにはキャッチコピーを作ってみるのが最適だといった考えが、本稿のはじまりでした。この考えかたは動画に限らず、チラシやネットなど媒体を選ばず、外部へ情報を発信する場合すべてに共通することです。

②伝えたいことと知りたいことの距離

広報広告にまつわるコンテンツでは、得てして自分の伝えたいことだけを発信しがちです。しかし一方的な情報発信だけでお客さまへ伝えたいことを届けることができるでしょうか。お客さまが求めているのは、発信側が伝えたいことではなく、お客さま自身が知りたいことです。実はこの2つの内容が同じものであっても、切り口によっては視聴者が情報をスルーしてしまう場合があります。そこで明確なテーマを掲げることで、情報の内容が明らかになり、伝えたいことと知りたいことを近づけることができるのです。

テーマとはお客さまのアンテナに引っかかりやすいよう、情報の外側にフックをつけるイメージです。今回学んできたキャッチコピーの手法によって、さまざまな切り口で情報を見せることができるようになったと思います。たとえ同じ情報であっても、違う形のフックを取り付けることで、これまでとはまったく違うお客さまの興味を引き寄せる場合もあるはずです。そのためにも商品の良さを理解し、さまざまなニーズをもったお客さまへアプローチできるキャッチコピーをたくさん考えて、可能性を広げていきましょう。

キャッチコピーを作るためには、商品知識はもちろんのこと、お客さまに与えるメリットを深く掘り下げて理解していくことが求められます。これぞと思うコピーができるたびに、慣れ親しんだ商品についてこれまで見えていなかった長所を発見できることでしょう。そして新たな発見こそ、新たな出会いにつながります。そのために本稿が一助となれば幸いです。

まとめ

  • 明確なテーマを持つことで、発信者が伝えたいこととお客さまが知りたいことは近づく
  • 切り口を変えれば、これまでとは違うお客さまへもアプローチできる
  • 商品価値を掘り下げて表現したキャッチコピーを持つ動画は新たな出会いを広げる

トピックス12月号「年賀状に動画を添えてみよう!」

「年賀状に動画!?」ーー難しそうに感じるかもしれませんが、スマホさえあれば意外と簡単にできてしまいます。
来年の年賀状はワンポイントに動画を添えてみませんか?

INDEX
  • 年賀状のワンポイントに動画を
  • かんたん手軽な動画の作り方
  • 作った動画の使い方

①自分で撮って、上手に活用

年々、年賀状の取扱いが減っているそうです。メールで代用したり、そもそも親しい人はSNSでつながっていると考える人が多いのでしょうか。それでも年賀状をもらえば嬉しいものです。さらに一筆が添えられていれば、近しく感じることひとしおです。そこには確かな暖かみがあります。

ところが送る相手それぞれにひとこと書き添えるのも、忙しい年末には大変な作業です。とはいえ、定型レイアウトだけでは味気ないものになってしまいます。そこで年賀状のワンポイントとして、動画を添えてみるのはいかがでしょうか。

②年賀状に適した動画の作り方

年賀状に適した動画とはどのようなものでしょうか。年賀状は、年始の挨拶と近況報告を兼ねるものがスタンダードです。その様式に沿って、動画もみじかい挨拶が好ましいと思います。動画だとあれこれ多くを語らなくても画面に登場して顔を見せるだけで、近況報告の役割を果たしてくれます。

たとえばこのような挨拶はいかがでしょうか。

「あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。おかげさまで、○○を達成することができました。今年は○○を目標にまい進します。本年もどうぞよろしくお願い致します」

去年(2017年)達成できたことと今年(2018)の目標を掲げただけのシンプルなものです。グループなら、ひとことずつセリフを分担します。時間は30秒くらいが目安でしょうか。ポイントは短くまとめることです。短くまとめるために上の例では自分(グループ)の名前も省略しています。達成したことや目標が複数ある場合は、ひとつに絞ることも大切です。もらった人が“見やすい動画”を意識しましょう。

テンポ良くスピーチできるように何度か練習をすれば本番です。撮影にはスマートフォンカメラの動画機能が手軽です。ただ注意する点が音声にあります。スマホカメラの高画質化は進んでいますが、音声に関しては専用のマイクが付いたビデオカメラのようには録音できません。せっかくの挨拶が聞こえにくいと台無しですから、声は大きくハッキリ、そしてゆっくりと話すように心掛けてください。みじかい動画が良いからと言って、早口になる必要はありません。そして、なるべくカメラから離れないようにします。胸から上が画面に入るくらいの距離が良いでしょう。

単純な挨拶動画ですが、背景を工夫すると個性を出すこともできます。候補がいくつかあればそれぞれの場所で試し撮りしてみると、同じ挨拶でも背景によって雰囲気がまったく違うことに気付かれるはずです。“らしさ”が表現できる場所を探して撮影してみましょう。

③受け取った人がアクセスしやすくしておく

出来上がった動画は動画サイトにアップしておくと使いやすいです。サイトによってはリンク先を知っている人しか動画視聴できないように設定ができるところもあります。知人以外にみられたくない場合や検索で引っかかりたくない場合はそのような機能を使いましょう。(ex.Youtube・・・「限定公開」など
あとはアップロードした動画のリンクアドレスを動画に記しておくだけで完成です。アドレスをQRコードに変換してハガキに印刷しておくと、受け取った人はアクセスしやすくなります。

年賀状に動画を添えるとなると、大変な手間がかかると思われるかもしれませんが、スマホさえあればかんたんにできてしまいます。ぜひチャレンジしてみてください。

今日のポイント
  • かんたんな挨拶動画で近況報告をしよう
  • 受け取った人が“みやすい”動画を意識する
  • 動画サイトとQRコードでアクセスしやすくしておく

グッとくる動画のためのキャッチコピー 5-03

5-03 あらゆる視点がキッカケになる

商品のことを知っていて、それが欲しいと思っている人たちに必要なものは何でしょうか。
「タイミング」、「選択が正しいと思わせること」、他にも行動を促すスイッチはありそうです。

INDEX

  • 最後の一押し、キッカケを作る
  • これまで学んできた手法の復習

①行動を促すキッカケを作る

第4段階のターゲット視聴者である“商品のことを知っているし、欲しいと思っている人たち”に向けての手法を紹介する最終回です。

前回と前々回で、第4段階にある人たちには、“タイミングを与えること”と“選択に自信をもたせること”が有効であると学んできました。つまり“商品のことを知っていて必要としている人たち”にとって大切なのは買うための理由付けであり、キッカケです。

行動を促すスイッチがある場所は人によって様々です。これさえ言えば間違いなし、と言ったような決まったコピーがあるわけではありません。ですからこれまで学んできたものは、あくまでも“行動を促す可能性のある”手法だったということになります。

しかし逆を言えば、第4段階の人たちに対してはこれまで学んできたものすべてが有効であるとも言えます。商品知識も充分で、問題解決の欲求を持っている人たちにとっては、すべての要素がキッカケになる可能性があるからです。
今回は、これまでに学んできたもののなかから、特にキッカケになりやすいものを紹介していきます。復習を兼ねて、もういちど商品の良さを活かすコピーを作ってみましょう。

②簡単にコピーを作ってみよう

いくつかのパターンにおける考え方、視聴者への見え方を紹介します。
例として挙げているコピーは、「もし動画を商品として考えた場合」のものです。
みなさんも楽しみながら動画の核となりそうなコピーを作ってみてください。

1.自分のことを言っていると思わせる (チャプター2-01より)
商品が解決できる悩みをもった人へアプローチします。該当する人は無視することができません。(自分のことかも)と思ってもらうためにも、「自社製品の強みがわからないという“あなた”」といったように、大勢に呼びかけるのではなく、1人と対話しているような気持ちで語りかけることがポイントです。

2.得することをわかりやすい言葉で (チャプター2-01より)
商品を使う人の生活を想像して、メリットを簡単な言葉で表します。お客様が求めているのは商品そのものではなく、その先にある課題を解決するための方法です。利益のためにお手伝いできるのが商品です、といったポイントを伝えます。

3.知られていない事実を伝える (チャプター2-02より)
商品のなかでの知られていない事実を「実は~」と前面に押し出します。知られていない機能や誤解されがちな事実について言及しましょう。従来からの機能であっても時代のニーズにマッチするものがあれば、紹介しやすくなるはずです。この手法を使うと、ネガティブに捉えられがちだった項目を、「実は違うんですよ」とポジティブに変換できます。

4.見込み客にとって「新しい」を提案する (チャプター2-02より)
「新しい」という言葉は見ている人にとって興味をひきやすいワードです。バージョンアップや改良した点があればアピールしましょう。また商品の知られていない機能や使い方を、「新しい」と提案するのも効果的です。

5.利用しない人を「勇気のある人」だと定義する (チャプター2-03より)
褒め殺しのような形で語りかけることで商品の訴求点を語る手法です。挑発に近いかたちに抵抗がある人は、電車のマナー広告のように、事例を挙げて「こんな人もいますよね。我々は注意しましょうね」といった論調に変えて、暗示するのも良いでしょう。

6.商品を体験し感動した客の視点で語る (チャプター3-01より)
ある人が商品を買った理由を示すことで、ひとつの商品が解決できる問題の可能性を広げることができます。第三者である顧客視点で語ることによって、商品が問題解決する以上の二次的な価値を持っていることも伝えやすくなります。

7.問題解決の時期を具体的に数字で示す (チャプター3-02より)
いくら評価が高くとも「“いつか”欲しいね」と思われているうちはまだまだです。具体的な日付をつけることで、商品を使うシーンをイメージしやすくさせるコピーです。使うことで変化が生まれる商品の場合、「1週間で驚きの○○に」といったコピーをよく見かけます。

8.時間的な“限定感”をアピールする (チャプター3-02より)
「一生に一度」など希少的な価値があるものは興味をひきやすいものです。扱う商品に希少的価値をもたらす可能性がある場合、そういったシーンに絡めて呼びかけてみましょう。
第一印象は大切です。1度しかない初対面で与えた感動がビジネスにつながることもあるでしょう。

9.買う目的を具体的に設定する (チャプター3-02より)
漠然とした課題解決の欲求よりも、「いつまでに」「どのような状況」で解決できるのかゴールがイメージできたほうがモチベーションが上がりやすいものです。
商品が短期間で効果をあらわすものなら、積極的にこの手法を使ってみましょう。世間で話題になったイベントに絡めることで、キャンペーンと連動しやすくなります。

10.データを出すときは根拠となる理由も添える (チャプター3-02より)
「大安売り」と言われるより、「閉店につき在庫一斉処分セール」と言われたほうが興味をひきやすいでしょう。理由が明確なので納得できるからです。客は事実より理由を知りたがる傾向があります。
「商品の強み」や、「競合他社より選ばれる理由」が明確な場合、必ずその理由を添えるようにします。誠実であれば目を留めることもありますし、引いては会社に対する信頼度も上がっていきます。

11.選ぶポイントを示す (チャプター3-03より)
問題を解決するためのアプローチには、さまざまな角度からの視点があります。そのなかで自社が扱う商品の強みを選ぶポイントとして推すことによって、視聴者の商品を引き寄せましょう。
「問題を解決するには○○が大事」→「その○○がもっとも優れているのが、この商品」といった論法です。おもしろい知識を前段にもってくると、コンテンツとしてもおもしろいものができます。

12.ビフォー→アフターをドラマチックに表現する (チャプター3-03より)
商品が与えてくれる効果をドラマチックに表現する手法です。現状から変化していく様子をリアルに体感できるように、“ビフォー”の状態についても言及しておくことがコツです。
シビアな現状を感じさせることで、信憑性が強くなります。

13.比較対象を引用しながら商品に焦点をあてる (チャプター3-03より)
扱う商品と同列に並べられるものを挙げ、それらを比較対象として印象づけます。同じ素材、同じ機能にとどまらず、本質的なところで通じるものがあれば挙げて、比較してみましょう。

14.反対のものと比較してメリットを強調する (チャプター3-03より)
商品と真逆にあるものを比較対象として挙げる手法です。扱っている商品が得意とする項目で比較しましょう。反対の性質のものと比べることで、商品が持っている特長がはっきりします。
「○○においての□□のほうが優れている」と断定するのではなく、優れているのはどちらかを客にイメージさせるために「~ですか?」と問いかけてみるのがポイントです。

15.損していることを気付かせる (チャプター4-02より)
問題があることを理解していても、「そのままでもいいか」と放置してしまう人たちもいます。解決しないことで受けている不利益を意識していないのです。損している現状に気付いてもらい、商品の必要性を高めましょう。

16.妄想へ導いてハッピーにさせる (チャプター4-03より)
ハッピーな妄想からはポジティブな感情が生まれやすくなり、問題を解決したいといった欲求が高まります。商品を使って“素敵な自分”になった姿を想像させて、問題解決への一歩を踏み出しやすくします。それまでは解決するイメージが湧かなかったために問題解決を考えられなかった人たちも、妄想した素敵な自分に変われるなら積極的に動きやすくなるはずです。

17.必要である理由を明らかにする (チャプター4-03より)
商品が存在する“理由”を語るコピーです。「どうしてこの商品を扱っているのか?」「機能が生まれた理由は?」このことを明らかにして、問題があることを忘れている視聴者に「これは必要だ」と感じてもらいます。共感できるような理由であればより効果的です。「○○が開発された理由です」だと固さが残り説明的なので、「(商品が生まれたのは)○○だから」と第三者からの視点のように表現して共感しやすいように語ってみましょう。

③発想するためのポイント

作り終えてみていかがだったでしょうか?これまでより扱っている商品の多面性と出会え、可能性を感じられたことだと思います。コピーをたくさん作ることは、それだけ多くの視点を持っていることを意味します。つまり多種多様の顧客ニーズに対応できるツールを作り出したと言うことです。

一度書いただけで正解とするのではなく、なんどか繰り返せば新しい発想が生まれてくるはずです。書いたものは1週間ほど日を置いて再び見直してみます。作ったコピーを新鮮な気持ちで眺めて、納得できたところで、自信をもって提案してみましょう。

ながらくお付き合いいただきました「グッとくる動画のためのキャッチコピー」は次回が最終回です。

まとめ

  • 商品知識があり必要としている人たちにはキッカケが大切
  • あらゆる視点がキッカケになり得る

グッとくる動画のためのキャッチコピー 5-02

5-02 正しい選択であると自信をもたせる

“商品のことを知っていて、欲しいと思っている人たち”が買わないのはどうしてでしょうか。
買う選択をすることで、後悔しないか悩んでいるのかもしれません。商品によって問題を解決することが正しい行動であることを伝えましょう。

INDEX

  • 問題解決のための選択肢は正しい
  • 自信や優越感を与えるコピー
  • 数字に表われる項目以外に客が求めること

①客へ自信をもたせるコピー

前回につづいて、最後の第4段階のターゲット視聴者である“商品のことを知っているし、欲しいと思っている人たち”に向けてのコピーを作っていきます。

前回は、必要だと思っている“ニーズ”を、欲しいと感じる“衝動”へ替えるためには、買うためのキッカケを作るアプローチが大切だと学びました。今回は、「買うという選択肢が問題を解決するための積極的かつ正しい選択である」と視聴者に自信をもたせてあげられるようなコピーを考えていきましょう。

②簡単にコピーを作ってみよう

いくつかのパターンにおける考え方、視聴者への見え方を紹介します。
例として挙げているコピーは、「もし動画を商品として考えた場合」のものです。
みなさんも楽しみながら動画の核となりそうなコピーを作ってみてください。

1.謝ることで強調する
ex.) 「ごめんなさい。プレゼン中なのに聴衆をスクリーンに見入らせてしまいました」
謝りの言葉の後に商品の強みを付け加えることで魅力を強調するコピーです。「ごめんなさい、○○することができるようになりました」「ごめんなさい、これからは○○しなくても良いんです」といったシンプルなものも類似系として有効です。

あるいは商品を買わなかった人やすでに他の製品を買ってしまった人へ謝ることで、買う選択をする人の優越感を強調するコピーもあります。「ごめんなさい、すでに買ってしまった人は読まないでください」、「もう○○を用意した人は後悔するのでこの先はみないでください」といったものです。扱っている商品のなかで、謝りたくなるくらい優れたポイントを見つけてみてください。

2.心の満足を約束する
ex.) 「仕事の楽しさは笑顔でなくてもきっと伝わる」
人は商品購入を考えるとき、価格面や機能面だけをみて判断してしまいがちです。ところが自分が欲しかったものを手に入れたときのことを思い出してください。「価格が安かった」「使いたかった機能が便利だった」といった喜びとともに、数値では表しがたい心の満足はなかったでしょうか。

問題が解決したときに感じる心の満足や充実をイメージさせることも、見ている人へ自信を与えます。商品が心の満足を与えてくれることを約束すると、価値をイメージしやすくなるはずです。

③発想するためのポイント

  • 提案する商品が持っていない人に申し訳ないと思うくらいの機能とは?
  • 商品の持っている価値が優秀すぎて逆説的に謝りたくなるポイントとは?
  • 数値に表われない価値が与えてくれる心の満足とは?

これらの問いについての答えを書き出して、今回学んだ手法に当てはめてみましょう。一度書いただけで正解とするのではなく、なんどか繰り返せば新しい発想が生まれてくるはずです。
書いたものは1週間ほど日を置いて再び見直してみます。作ったコピーを新鮮な気持ちで眺めて、納得できればゴールです。

まとめ

  • 客が「正しい選択をする」自信をもたせる
  • 商品を選んだ人だけが持つことができる優越感があることを伝える
  • 数値に表われない「心の満足」を約束して、キッカケの手助けをする

グッとくる動画のためのキャッチコピー 5-01

5-01 ニーズを衝動に変える

視聴者が必要としている商品が売れるとは限りません。
“商品のことを知っていて、欲しいと思っている人”へはどのようなアプローチが効果的なのでしょうか。最後の一押しに有効なコピーを学びましょう。

INDEX

  • 欲しいのに買わないのはなぜ?
  • キッカケを作るために知っておくべきこと
  • 世間のイベントには積極的に

①欲しいのに買わない理由?

今回から3回に渡って、第4段階のターゲット視聴者である“商品のことを知っているし、欲しいと思っている人たち”に向けてのコピーを考えていきます。これが最後の段階になります。

「商品のことを知っていて、欲しいと思っている人」なら買ってもらうのは簡単なのでは?と思われるかもしれませんが、なかなか難しいものです。
みなさんは「商品の存在を知っていて欲しいと思ったもの」をこれまですべて買ってきたでしょうか。決してそうではないはずです。
ではどうして買わなかったのでしょうか。商品の値段ともたらす効果のバランスも理由としてあるかもしれませんが、多くは「タイミング」の問題でもあったはずです。

「タイミングがあわない」ことは、その商品に対して「欲しい!」と思う衝動が足りないことにつながっています。このチャプターでは「商品のことを知っていて、欲しいと思っている人」に対して背中を押してあげるキッカケを作り出すコピーを学んでいきます。

②簡単にコピーを作ってみよう

いくつかのパターンにおける考え方、視聴者への見え方を紹介します。
例として挙げているコピーは、「もし動画を商品として考えた場合」のものです。
みなさんも楽しみながら動画の核となりそうなコピーを作ってみてください。

1.タイミングをデザインする
ex.) 「未来につなげる周年事業」
必要だと思う“ニーズ”を欲しいと感じる“衝動”に変えるためには、商品が欲しくなるタイミングを見計らうことは大切です。そのためには自社の商品が欲しいと思われるタイミングを知っておく必要があります。

たとえば会社案内動画では、周年記念の事業として過去の歩みをまとめ、これからの目標へつないでいくケースがよく見られます。つまり周年記念は、「欲しいと思われるタイミング」のひとつです。
「タイミング」を知り、商品が「これからへつなぐ」可能性を感じさせるデザインをしてみましょう。

2.世間のイベントを逃さない
ex.) 「新戦力が来たくなるリクルート動画」
キャンペーンを打つときは、なにか理由があったほうが記憶に残りやすくなりますし、消費者もキッカケとして捉えやすいものです。昨今では、「ブラックフライデー」や「独身の日」といった海外のセールに便乗するケースも見られるようになりましたが、これもセール期間になると財布のヒモが緩みやすくなることを狙ったものです。

また商品によってはイベントとの親和性が高いものもあるでしょう。「オリンピックの年はテレビが売れる」ことはよく知られています。家電業界もこれに便乗する形で販促をかけています。他にも商品を必要とするイベントは世の中にたくさんあるはずです。「お祝い」「贈りもの」など様々なキーワードから、商品が必要とされるイベントを探しましょう。

 ③発想するためのポイント

  • 商品が欲しいと思われるタイミングとは?
  • 商品が必要になるイベントとは?

これらの問いについての答えを書き出して、今回学んだ手法に当てはめてみましょう。一度書いただけで正解とするのではなく、なんどか繰り返せば新しい発想が生まれてくるはずです。
書いたものは1週間ほど日を置いて再び見直してみます。作ったコピーを新鮮な気持ちで眺めて、納得できればゴールです。

まとめ

  • 欲しいと思っている客にはキッカケが必要
  • 商品が欲しいと思われるタイミングに提案する
  • 商品と親和性が高いイベントを知っておく

グッとくる動画のためのキャッチコピー 4-03

4-03 問題を解決したいと思う欲求を高める 問題意識がハッキリしていない人たちは先のことがイメージしにくいものです。問題を解決したいと思う商品と視聴者を絡めた具体的なシーンを示しましょう。

問題意識がハッキリしていない人たちは先のことがイメージしにくいものです。
問題を解決したいと思うような、商品と視聴者を絡めた具体的なシーンを示しましょう。

INDEX

  • 自分のことだと気付かせることが大切
  • 解決欲求を高めるためのコピー
  • ポジティブな感情を呼び起こす理由

①問題は他人ごとではない

第3段階のターゲット視聴者である“商品の機能を必要としているが、商品のことを知らない人たち”に向けてのコピーを紹介する最終回です。

前回のチャプターでは、“すべての人がいつも問題について考えているわけではない”ことを学びました。その人たちに向けたコピーとして、“かんたんに問題が解決できること”、“解決しないままだと損していること”を伝える手法がありました。この章の最後では、商品にまつわるシーンを視聴者と絡めることで、問題を解決するキッカケを持ってもらえるようなコピーを考えていきます。

②簡単にコピーを作ってみよう

いくつかのパターンにおける考え方、視聴者への見え方を紹介します。
例として挙げているコピーは、「もし動画を商品として考えた場合」のものです。
みなさんも楽しみながら動画の核となりそうなコピーを作ってみてください。

1.妄想へ導いてハッピーにさせる
ex.) 「これは御社の動画でしたか!と驚かれる瞬間をいつも楽しんでいる」
ハッピーな妄想からはポジティブな感情が生まれやすくなり、問題を解決したいといった欲求が高まります。商品を使って“素敵な自分”になった姿を想像させて、問題解決への一歩を踏み出しやすくします。それまでは解決するイメージが湧かなかったために問題解決を考えられなかった人たちも、妄想した素敵な自分に変われるなら積極的に動きやすくなるはずです。

2.商品が必要になるシーンと解決する方法を端的に述べる
ex.) 「理想の姿を忘れかけたら、なんどでも見返して確認を」
問題と解決を提示するコピーです。商品の必要性をはっきり感じていない人たちに具体的な解決方法を感じてもらいます。端的に述べることで、“商品を手に入れさえすれば問題が解決する事実”が印象づけられます。シンプルな作例として「○○のときは、□□を!」が挙げられます。○○の部分には商品が必要になるイメージしやすい場面を、□□には商品が役に立つ情報を入れることで、訴求力が高まります。

3.必要である理由を明らかにする
ex.) 「興味を持ってHPに来てくれた人全員と出会うのは難しいから」
商品が存在する“理由”を語るコピーです。「どうしてこの商品を扱っているのか?」「機能が生まれた理由は?」このことを明らかにして、問題があることを忘れている視聴者に「これは必要だ」と感じてもらいます。共感できるような理由であればより効果的です。「○○が開発された理由です」だと固さが残り説明的なので、「(商品が生まれたのは)○○だから」と第三者からの視点のように表現して共感しやすいように語ってみましょう。

③発想するためのポイント

  • 商品を使ってハッピーになっている姿を表現すると?
  • 商品を使うのはどんなときで、そのときどんな働きをするのか?
  • 商品の機能が生まれた理由は?

これらの問いについての答えを書き出して、今回学んだ手法に当てはめてみましょう。一度書いただけで正解とするのではなく、なんどか繰り返せば新しい発想が生まれてくるはずです。
書いたものは1週間ほど日を置いて再び見直してみます。作ったコピーを新鮮な気持ちで眺めて、納得できればゴールです。

まとめ

  • 問題を思い出してもらい、けっして他人ごとではないことに気付いてもらう
  • ポジティブな感情は放置していた問題の解決欲求に向かわせる
  • 解決するための理由がたくさんあることを知ってもらう