自分で作ろう!プロが教える“共感される”動画のつくりかた 超初級編~第2回~いい動画は絞り込まれた企画から!

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(これまでの内容) プロが教える“共感される”動画のつくりかた超初級編~第1回~まずは作ってみよう!

いきなり動画が完成!?

こんにちは。まずは前回のおさらいです。この講座では「いちばん簡単な動画の作り方学ぶ」と言いました。
その方法は、「スマホで撮影、スマホで編集」。みなさん、今日はスマホを持ってきていますか。
さあ、ではさっそくスマホを使って撮ってみましょう。カメラ機能を立ち上げて・・・はい、どうぞ。
なにを撮って良いのかわからない?では目の前にあるものを撮ってみましょう。筆記用具でも資料でもいいですよ。写真のカメラになっている人は動画モードへ切り替えるのを忘れないでくださいね。
撮れましたか。では見てみましょう。・・・はい動画の完成です。
なんだかよくわからないですね。でもこれも動画です。
余談ですが、“動画”という言葉は比較的新しい言葉です。世間に流通しはじめたのは、ここ10年くらいだと思います。デジタルカメラの機能が上がってきて、動画も撮れるようになりました。それで、静止画に対して、動画です。僕が映像を専門的に勉強していたころ、15年くらい前はまだまだだれも“動画”なんて言葉を使っていませんでした。もっぱら“映像”と呼んでいました。実は最近まで“動画制作”ということに若干の抵抗があったのですが、ようやく世の流れに慣れてきました。なんとなく動画のほうが、“映像”を自由に使えるイメージもありますね。

メッセージを伝えるには企画が大事!

さて本題に戻ります。
さきほどみなさんが撮ったよくわからないもの、それも動いているので“動画”であることは確かです。しかしみなさんが作りたい動画は、こういったよくわからないものではないはずです。
では求めている動画とはどのようなものでしょう?動画の価値とはどういったところにあるのでしょう?
それはメッセージを伝えることにあります。この場合のメッセージとは必ずしも文字情報に限りません。雰囲気作りに一役買う動画もあるからです。ブランディングのための動画や、イベントの空気を盛り上げるようないわゆる“アオリ”動画も求められるジャンルとして確立しています。
動画を使ってメッセージを伝えるにはどうすればよいのでしょうか。

伝えたいメッセージを表現する動画を作るために大切なこと、それは「企画」です。
前回お話した“動画を作るうえで絶対に忘れてはならないこと”とは、今日学んでいく「企画」にあります。
「金をかけられないなら、時間をかけろ」
昔から映像業界に伝わる格言です。現代的な感覚でいえば、“Time is Money!”ですのでおかしいじゃないかと思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、この格言の表すところは、「お金をかけて派手なCGを使ったり人数を出して大スペクタルを表現するより、たとえ表現はおとなしくとも時間をかけてじっくりと本質を抽出した企画のほうが観客の心に届く」ということです。
そこで今日は、企画についてお話していきます。

みなさんのなかで、これまでに動画を作ったことはあるけど、できたものに満足できなかったという人がいると思います。それは伝えるべき内容が伝わっていないからであり、作るときに自分たちが何を伝えたいか、ということがわかっていなかったことを意味しています。
なんとなく動画を使って会社案内をしてみたり、キャンペーン商品の紹介をしてみれば先進的なイメージじゃないかといった安易な気持ちで動画制作するのは危険です。よくわからない伝わらない動画はブランディングを傷つけることもあるからです。本当に伝えたい、価値を感じてもらうポイントがなかったりボヤけていれば、その動画は見ている人の心に届きません。

次は、「企画を立てる第一歩、まず理解しておかなければいけないこと」

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