グッとくる動画のためのキャッチコピー 5-01

5-01 ニーズを衝動に変える

視聴者が必要としている商品が売れるとは限りません。
“商品のことを知っていて、欲しいと思っている人”へはどのようなアプローチが効果的なのでしょうか。最後の一押しに有効なコピーを学びましょう。

INDEX

  • 欲しいのに買わないのはなぜ?
  • キッカケを作るために知っておくべきこと
  • 世間のイベントには積極的に

①欲しいのに買わない理由?

今回から3回に渡って、第4段階のターゲット視聴者である“商品のことを知っているし、欲しいと思っている人たち”に向けてのコピーを考えていきます。これが最後の段階になります。

「商品のことを知っていて、欲しいと思っている人」なら買ってもらうのは簡単なのでは?と思われるかもしれませんが、なかなか難しいものです。
みなさんは「商品の存在を知っていて欲しいと思ったもの」をこれまですべて買ってきたでしょうか。決してそうではないはずです。
ではどうして買わなかったのでしょうか。商品の値段ともたらす効果のバランスも理由としてあるかもしれませんが、多くは「タイミング」の問題でもあったはずです。

「タイミングがあわない」ことは、その商品に対して「欲しい!」と思う衝動が足りないことにつながっています。このチャプターでは「商品のことを知っていて、欲しいと思っている人」に対して背中を押してあげるキッカケを作り出すコピーを学んでいきます。

②簡単にコピーを作ってみよう

いくつかのパターンにおける考え方、視聴者への見え方を紹介します。
例として挙げているコピーは、「もし動画を商品として考えた場合」のものです。
みなさんも楽しみながら動画の核となりそうなコピーを作ってみてください。

1.タイミングをデザインする
ex.) 「未来につなげる周年事業」
必要だと思う“ニーズ”を欲しいと感じる“衝動”に変えるためには、商品が欲しくなるタイミングを見計らうことは大切です。そのためには自社の商品が欲しいと思われるタイミングを知っておく必要があります。

たとえば会社案内動画では、周年記念の事業として過去の歩みをまとめ、これからの目標へつないでいくケースがよく見られます。つまり周年記念は、「欲しいと思われるタイミング」のひとつです。
「タイミング」を知り、商品が「これからへつなぐ」可能性を感じさせるデザインをしてみましょう。

2.世間のイベントを逃さない
ex.) 「新戦力が来たくなるリクルート動画」
キャンペーンを打つときは、なにか理由があったほうが記憶に残りやすくなりますし、消費者もキッカケとして捉えやすいものです。昨今では、「ブラックフライデー」や「独身の日」といった海外のセールに便乗するケースも見られるようになりましたが、これもセール期間になると財布のヒモが緩みやすくなることを狙ったものです。

また商品によってはイベントとの親和性が高いものもあるでしょう。「オリンピックの年はテレビが売れる」ことはよく知られています。家電業界もこれに便乗する形で販促をかけています。他にも商品を必要とするイベントは世の中にたくさんあるはずです。「お祝い」「贈りもの」など様々なキーワードから、商品が必要とされるイベントを探しましょう。

 ③発想するためのポイント

  • 商品が欲しいと思われるタイミングとは?
  • 商品が必要になるイベントとは?

これらの問いについての答えを書き出して、今回学んだ手法に当てはめてみましょう。一度書いただけで正解とするのではなく、なんどか繰り返せば新しい発想が生まれてくるはずです。
書いたものは1週間ほど日を置いて再び見直してみます。作ったコピーを新鮮な気持ちで眺めて、納得できればゴールです。

まとめ

  • 欲しいと思っている客にはキッカケが必要
  • 商品が欲しいと思われるタイミングに提案する
  • 商品と親和性が高いイベントを知っておく
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