グッとくる動画のためのキャッチコピー 6-01(終)

6-01 キャッチコピーから出会いを広げる(終)

INDEX

  •  テーマを明確にするのがキャッチコピーの働き
  •  発信側が伝えたいことと、お客さまが知りたいことを近づける
  • 深く掘り下げて考えたキャッチコピーが増えれば可能性は広がる 

①テーマを明確にするキャッチコピーの働き

シリーズでお届けした「グッとくる動画のためのキャッチコピー」も今回が最終回です。これまでキャッチコピーを作るためのさまざまな手法を紹介してきました。実際にコピーを作ってみると、これまで何気なく見ていた動画も、感心したり納得したり、はたまた自分ならこうするのにと考えてみたりと、見せ方を楽しめるようになったのではないでしょうか。

魅力のある「グッとくる動画」には明確なテーマがあり、テーマを明らかにするためにはキャッチコピーを作ってみるのが最適だといった考えが、本稿のはじまりでした。この考えかたは動画に限らず、チラシやネットなど媒体を選ばず、外部へ情報を発信する場合すべてに共通することです。

②伝えたいことと知りたいことの距離

広報広告にまつわるコンテンツでは、得てして自分の伝えたいことだけを発信しがちです。しかし一方的な情報発信だけでお客さまへ伝えたいことを届けることができるでしょうか。お客さまが求めているのは、発信側が伝えたいことではなく、お客さま自身が知りたいことです。実はこの2つの内容が同じものであっても、切り口によっては視聴者が情報をスルーしてしまう場合があります。そこで明確なテーマを掲げることで、情報の内容が明らかになり、伝えたいことと知りたいことを近づけることができるのです。

テーマとはお客さまのアンテナに引っかかりやすいよう、情報の外側にフックをつけるイメージです。今回学んできたキャッチコピーの手法によって、さまざまな切り口で情報を見せることができるようになったと思います。たとえ同じ情報であっても、違う形のフックを取り付けることで、これまでとはまったく違うお客さまの興味を引き寄せる場合もあるはずです。そのためにも商品の良さを理解し、さまざまなニーズをもったお客さまへアプローチできるキャッチコピーをたくさん考えて、可能性を広げていきましょう。

キャッチコピーを作るためには、商品知識はもちろんのこと、お客さまに与えるメリットを深く掘り下げて理解していくことが求められます。これぞと思うコピーができるたびに、慣れ親しんだ商品についてこれまで見えていなかった長所を発見できることでしょう。そして新たな発見こそ、新たな出会いにつながります。そのために本稿が一助となれば幸いです。

まとめ

  • 明確なテーマを持つことで、発信者が伝えたいこととお客さまが知りたいことは近づく
  • 切り口を変えれば、これまでとは違うお客さまへもアプローチできる
  • 商品価値を掘り下げて表現したキャッチコピーを持つ動画は新たな出会いを広げる
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