暑中お見舞映像のメイキング①~企画とコンテ~

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映像の設計図、コンテとは?

130731暑中見舞コンテ

先日アップした“暑中お見舞映像”のコンテです。
コンテというにはおこがましく、字と絵(のようなもの?)が汚すぎてお恥ずかしい限りですが、映像がどのように創られているか解説するメイキング企画ということで公開させていただきます。

映像を作る前には、まず設計図ともいうべき台本やコンテを書きます。
コンテとは、映像作品のカメラワークやカット割りを表したもの。
画で描くとは決まっておらず、字で書く、いわゆる“字コンテ”というものもあります。

どちらも内容は同じですが、弊社の場合は
・演技演出やナレーション主体の場合は字コンテ
・ビジュアルやBGM主体の場合は画コンテ
(もちろん絶対、というわけではありません)
などと使い分けています。

 

まず目的を明確に!

今回の映像を作るにあたり、まず伝える目的(用途)とイメージを整理してみました。
これは、どのような映像を創るときにも、ゴールを見誤らないようにおこなう作業です。

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テーマをもとにアイディアを出します。
涼しげなものとはなにか?
少しユーモアも入れたい。
ただし、制作日数はかけられない。。。
さまざまな条件が頭を巡りながらも、数日前に買ったかき氷器を使おうと考えました。

かき氷を食べるときは、いつも何味にするかで悩みます。
悩みも夏の楽しみのうち。
ところが、悩んでいるうちに氷は溶けてしまう・・・。
これならキレイにオチがつきそうです。

 

宇治金時!? ~大枠を決めたら条件にあう演出を考える~

この暑中見舞のキモは、
「大の大人が“かき氷の味”というくだらないことで悩み、妄想する」ところにあります。
はじめにかき氷を見せて、それから妄想、最後に溶ける、大きく分けると三部構成。
映像の尺(長さ)から考えると、悩む味は3種類くらいが適当でしょうか。
色味にもわかりやすい、青(ブルーハワイ)黄(レモン)赤(いちご)で悩むことにしました。
色味的にブルーハワイとメロンで迷ったのですが、どうもメロンはいちごと高級感イメージがかぶる気がしてやめました。
映像を公開したあとで、友人たちから「宇治金時は?」と聞かれたのですが、家で宇治金時を作るイメージがまったくなかったので驚きでした。
みなさんのお宅ではいかがでしょうか。

話が逸れてしまいました。
味を選択する過程は妄想で見せますから、それぞれのイメージ映像が必要です。

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すぐにこれらのイメージは湧きましたが、どのように表現するか考えなくてはなりません。

「さわやかのイメージは?」
「草原?」→「草原ロケ?」→「草原にレモンを浮かばせたい」→「ではCGで」
このような方法で、3種類それぞれの表現を決めていきました。

映像とはイメージから創られるものですが、イメージだからこそ設計はきっちりとおこなわなければなりません。設計があいまいだと、結局なにを伝えたいのか、何の目的で創ったのかが分からなくなってしまいます。
今回はメイキング第1弾としてコンテを紹介させていただきました。
次週は、撮影とCG制作についてのお話しです。
ご期待ください。

神田製作所のfacebookページでは、一週早く簡易版の記事を掲載し、直接のご意見やご質問も受け付けています。
facebookユーザの方は、ぜひ一度のぞいてみてください。

最後に、今回ご紹介したコンテと完成作品の比較映像をお送りします。

→暑中お見舞映像のメイキング②~撮影とCG制作~ 

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