トピックス3月号「元気な職場から学んだ『会社を案内する』ということ。」

INDEX
  • 案内動画がもたらした「情報の棚卸し」 
  • 元気な職場で働く人たちが知っていること
  • 内外へ向けた「会社を案内する意味」

①案内動画がもたらした「情報の棚卸し」

春が近づき、会社案内動画についての問い合わせが増えています。一口に案内動画といっても、会社ごとにまったく違ったアプローチや活用法があり発見の連続です。そのようななか、完成した動画をお届けした後でおもしろい感想をいただきました。
会社案内の動画を作っていく過程で「情報の棚卸し」ができたと言うものです。年度末で棚卸しシーズンではありますが、「情報の棚卸し」とはどういったことなのでしょうか?詳しく尋ねてみました。

「情報の棚卸し」とは、「日々の業務が何のためにあるのか再確認すること」でした。毎日同じチームで顔を合わせていると、業務のなかで“暗黙の了解”が増えるそうです。言葉を使わずとも意思疎通ができるのであれば効率化にもつながります。ところが“改善したほうが良いこと”まで、“暗黙の了解”として前例になってしまうとムダがそのまま残ってしまうと言います。ひとつひとつは小さなことでも、やる必要のないことがどんどん蓄積していくと大きな障害になります。放っておくと本来やるべきことのための時間も圧迫されます。

会社案内動画を作るうえで、“自分たちの目的”を突き詰めて考えられたそうです。すると日々に業務のなかで、目標を達成するために注力すべきポイントが見え、同時に無駄な動きがあぶり出されたと言います。これが「情報の棚卸し」の意味でした。

②元気な職場で働く人たちが知っていること  

撮影のために様々な場所へお邪魔させていただくたびに“職場の空気”を感じます。どこの現場もそこならではの個性を持っていて、同じものはまったくありません。家族のような明るく和やかな空気のところもあれば、良い緊張感を保つプロフェッショナル集団といったところもあります。雰囲気は違えどもいつも感心させられるのは、“活気”についてです。賑やかであれ静かであれ業務に活気がある会社は、撮影するうちにその魅力へ引込まれます。

どうして活気を感じるのでしょうか。元気な職場の人たちと話すうちに、その理由に気付きました。彼らが共通して語るのは、「サービスのなかで顧客に喜んでもらっているポイント」についてです。「自分たちが提供するサービスのなかで、顧客の役に立っているところはどこなのか?」このことを知っているために、そこから逆算して「満足を得てもらうためにすべき最善の行動」を自然と選ぶようになります。それらの行動が積み重なって活気を生み出していたのです。

③内外へ向けた「会社を案内する意味」 

会社案内では、「良いところを見せなければ」といった気持ちが先走りがちです。もちろん間違いではないのですが、会社案内とは自己紹介でもあります。初対面の人と出会ったとき、私たちはどのような人を気持ち良いと感じるでしょうか。立派な経歴や実績を持っている場合、たしかにそれらは“良いところ”です。ところがそのようなデータを並べ立てられると、(立派な人だ)という印象が強すぎて(これから長いあいだパートナーとして気持ち良く過ごせそうだ)と思いにくいかもしれません。
いっぽう日々の業務について“自分のやっていることの意味”や“喜んでもらっているサービス”を楽しそうに語る人は魅力的に見えます。

動画のメリットは雰囲気を伝えやすいところにあります。自分たちのやっていることが心底楽しくて仕方ない、といった雰囲気の職場はとても魅力的です。特別なことではなくても、当事者が意志を持ってやっていることならば当たり前のようにやっていることを語るだけで、その魅力は伝わります。
働いている人たちの意識を見せることは、会社を案内する価値につながるのではないでしょうか。

冒頭に紹介した「情報の棚卸し」の感想をくれたかたは、会社案内動画を対外へ向けてだけではなく、チーム内でも積極的に使っていくつもりだと言います。定期的に見返すことで“自分たちは何をしているか”を思い出し、初心に返ってモチベーションを取り戻すことができるからだそうです。自分たちへ向けて、“あるべき会社の姿”を案内しているのです。これまで聞いたことのない使い方でしたが、ビジョンを共有するツールとしては最適かもしれません。

今日のポイント
  • 会社案内を練ることで業務のムダをあぶり出す
  • 活気のある会社は、あらゆる行動の意味を知っている
  • 楽しそうに語る姿は魅力的にみえ、価値をもたらす
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